第3章 素直な気持ち
「えーと……」
なんて言えば良いのかな?
StarPieceってこういうの断ってるんだよね?
「瑞希君の好きな様にしていいんだよ。自分の意思で!」
「……やります!挑戦したいです!」
「わかった!あと……メンバー全員にも来てるんだよ。歌番組、CM、バラエティ……色々あるんだ。どうする?」
やっぱ本当だったんだ。
かなりのオファーが来てるって。
今回も断るのかな?
「……俺さ、そろそろ出てもいいんじゃないかって思うんだ。今回のライブテーマ『New Start』だっただろ?あれさ、これからの俺らの事表してるんだけど、いろんな事に挑戦して行くって意味込めたんだ。」
真広君が1番に口を開いて話し始めた。
「……俺もまーくんに賛成!」
「俺もかな。」
圭くんと隼也くんは良いみたい。
「俺は……正直まだ怖い。」
裕斗君が口を開いた。
怖い?どういう事だろう。
「……けど、まぁ、真広がそう言うなら。……賛成だ。お前を信じる。」
意外と賛成した!
「よし、じゃあ決まりな。一応、明日からのスケジュールは既に青山に教えてるから青山の指示に従ってくれ。」
「「「「「はい。」」」」」
「以上!解散!」
StarPieceがテレビに出てたら皆ビックリするだろうな……