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星のカケラ【R18】

第2章 NEW START!


「これでいいですか?」

衣装を着てみた。
やっぱ少し大きいけど、問題は無さそう。

裕斗さんしかいない……あれ?
他の皆さんどこに?

「アイツらはメイクに行った。」

「そうなんですね。じゃあ、裕斗さんも一緒に行きましょう。」

「待て。」

「っ!」

腕を捕まれ引き寄せられた。

何?!

「……衣装……少しよれてる。あと、袖少し捲れ。そしたら少しイメージ変わってサイズも合うだろ?」

裕斗さんが直してくれる。
顔近い……
やっぱカッコイイ……

「よし……?顔赤いぞ?具合でも悪いのか?」

「へ?!い、いえ!!僕先行ってます!////」

ヤバい!!
つい!
治まれ!

足早で化粧室に向かう。

「あ!瑞希!」

「やっと来たか。」

「……あれ?何か瑞希だけ衣装のイメージ変わった?」

さっき裕斗さんが直してくれたんだ。

僕も鏡の前の椅子に座りメイクさんにお願いする。

「えー瑞希ってメイクしなくてもよくない?綺麗だし。」

「いえ!流石に駄目です!ライブ用なんで!」

「まぁ、俺達もファンデーションとかだけだけどね。」

そうなんだ。
まぁ、確かにしなくても綺麗だもんね……
羨ましいな。

「あ、裕くんも来た。裕くんこそメイクいらないよね。」

「周りがしてるのに一人だけはおかしいだろ。」

「まぁね。」

メイクも終わり、髪型をセットしてもらった。
皆さん、かっこよすぎます!!
ライブで見たまんまだ!

「よし、じゃあ行くか!」

再び撮影スタジオに入るとカメラさんや照明さん……スタッフの方が沢山いた。

「よろしくお願いしまーす。」

「お願いしまーす!」

「よろしくお願いします。」

「……お願いします……」

それぞれ挨拶をして行く。
僕もしなきゃ。

「お、お願いします!」

「お願いしまーす(笑)」

笑顔で返してくれた!!
嬉しい……
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