第12章 パズルピース
裕斗side
「ゆう…と…くん…////」
耳元で瑞希の声が吹きかけられる。
「…瑞希…呼び捨てで呼んでくれねぇか?」
「…ゆうと…」
瑞希にそう呼ばれた瞬間、ゾワゾワと鳥肌が立った。
これで最後…
瑞希の声、体、顔…
身近で感じることができるのはこれが最後。
「ゆうと…だめっ…もうっ…////」
「まだ…もっとしたい…」
そう言って腰の動きを止めイかせないようにした。
「ひっ…いじわる…////」
キスするのもこれで…
「だいすき…////」
この言葉を聞けるのも…
「俺もだ…」
_____その頃・・・
「ねー、まーくん。2人にさせてよかったの?」
「さー・・・どーだろ。」
「まさか2人がねー。」
「・・・社長が瑞希をグループに入れたのって・・・裕斗を変えるためだったのかな。」
「・・・いや、俺らだろ。」
「かもねー・・・」