• テキストサイズ

星のカケラ【R18】

第11章 翔太


オーディションを受け、結果発表日。

「ドキドキするね。」

「そうだな。」

「落ちてたらさ、焼肉食べ行こう。」

「ほんとよく食べるよな。いいけど。」

通知書が届いていた。

「開けたくないー。」

そう言いながらも勢いよく開け、ゆっくりと開く。
通知書を見た翔太の表情は落ち込んでいた。
駄目だったのか。

俺も通知書を開く。
結果は……

「裕斗どうだったの?」

「……合格。」

「やっぱりー!だと思ったよー!おめでとう!」

「……辞退する。お前受かってないし。」

「は!?それは不合格の人に失礼だよ!」

「やるならお前としたい。」

「お前は金魚の糞か!」

結局、電話で辞退する事を伝えた。

その1週間後。
知らない番号から電話が来た。

「はい?」

「あ!鈴木裕斗くんかな?芸能事務所の社長してる入江です。話があるので今日の夕方に来て欲しいんですけど……大丈夫かな?」

「はぁ……?大丈夫ですけど。」

「じゃ、今日の5時頃に待ってるね!」

そう言って電話が切れた。

「なになにー?誰から?」

「さぁ……入江さんっていう人。何か今日の夕方に来いって。」

「それ俺も呼ばれたー!一緒行こう!」

「いいけどよ……」

一体なんなんだ?
翔太も?
/ 214ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp