• テキストサイズ

星のカケラ【R18】

第10章 忍び寄る影


疲れた……
これからリハやって、明日に備えて寝ないと……

レギュラー番組を持てたのは凄く嬉しい。
僕自身、勉強になるし。

「遅くなりました!」

「おー!お疲れー!」

圭君が抱きついてきた。
元気だなー。

もう夜の8時になりそうだ。
皆に申し訳ないな……

「よし、じゃあ、軽くリハ済ませて早めに休むか。明日の朝にまた確認しよう。瑞希も疲れただろうし。」

「真広君、ありがとうございます。」

今日はホテルが取ってあって、そこに泊まることになっていた。

リハも早めに切り上げ、ホテルに向かった。
凄く高級感のあるホテル……
入江さんが決めたんだろうな。

「じゃあ、早めに休めよー。」

僕は圭君と二人部屋、真広君と隼也君と裕斗君が三人部屋だった。
裕斗君は凄く不機嫌そうな顔をしていたけど……仕方ないよ……
あまり一緒に居すぎるのも不審に思われるから。

「瑞希ー!こっちこっち!」

「?」

パシャ

「へ?!今写真撮りました!?////」

「え?うん。いい顔ー。」

「それももしかして、SNSに挙げるんですか?」

「うん。」

最近僕の写真多くないですか!?

「はい、次々!ツーショット!」

「えー……」

圭君、写真好きだなー。
よく僕と写ってる気がする。
裕斗君がそろそろ怒りそう……

ファンの間では、圭瑞っていうのも流行ってるらしいし……
裕瑞は秘かにいるらしいけど……あまり目立ってないんだよね……

/ 214ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp