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星のカケラ【R18】

第9章 僕の好きな人は……


瑞希side

はぁ……疲れたぁ……
どうやったら圭君みたいにかっこよく踊れるかな……

汗を垂らしながら大の字に倒れる。

「瑞希。」

「あっ、裕斗君。お疲れ様。」

「お前もな。」

裕斗君が飲み物をくれた。
冷えていて美味しい。

「早かったね、終わるの。真広君とか隼也君は夜中に帰ってくるのに。」

「瑞希に1秒でも長く会いたいから。飲みを断って来た。」

「う、嬉しいけど……////」

声が裏返ってしまった。

「共演者の方とはもっと仲良くした方がいいよ。明日も撮影でしょ?明日は夜ご飯一緒に食べてきなよ。僕も明日は仕事で遅いから。」

「そうか……わかった。」

裕斗君、初めの頃に比べると少し素直になった。
まぁ、心配性なのは変わらないけど。


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