第8章 恋人らしい事
「そう言えば、昨日のラジオ聴いたぞ!」
「ほんと?!変じゃなかった?!声震えてなかった!?」
「大丈夫だったよ(笑)」
良かったぁ。
やっぱ初めては緊張したんだよね……
真広君がフォローしてくれたけど……
「しかもSNS大変な事になってるぞ?昨日のラジオの事。」
「え?何で?」
大輝がスマホを取り出して僕にSNSを見せる。
『瑞希くんやっぱりいい子ー!』
『ファン思いが伝わって来た♡』
「何これ……僕何かしたっけ?!」
「お前自覚無いのかよ……まぁ、そう言う所が人気なんだろうけど。昨日のラジオで、お悩み相談のコーナーがあっただろ?ほら、一言でバッて答えるやつ。」
あー!あった!
けど……?