第8章 恋人らしい事
「……裕斗くん……おはよう……朝だよ。」
「んー……」
僕は起き上がり裕斗くんを揺さぶる。
やっぱり疲れてるのかな?
もう少し寝かせておいた方がいいよね。
そう思っていたら裕斗くんがゆっくりと起き上がった。
「まだ寝ててもいいよ?」
「いや……大丈夫。」
そして裕斗くんは僕にキスした。
「っ!?////」
「おはよう。」
裕斗くんが微笑みかけながら言う。
何か笑顔になる回数が増えた気がする。
バターン!
勢いよく扉が開く。
「瑞希ー!おっはよー!」
「っ!?////」
入っきたのは圭くん。
やばい……
見られた?
ど、どうしよう……
「?なんで裕くんがいんの?」
「……あー、寝ぼけて部屋間違えた。」
「また?裕くんそういうの多すぎ。」
よかった……
バレてない……
「あ、圭くん、何か用ですか?」
「え?あ!瑞希にお客さん来てるよ!何か男の子だけど。誰?」
「?ちょっと行ってきます。」
誰だろ?
あれ?何か後ろからすごく冷たい視線を感じる……
裕斗くんだ……すっごい怖い顔……
邪魔されて怒ってるのかな?
早く済ませてこよう。