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星のカケラ【R18】

第8章 恋人らしい事


今日も裕斗くんと会えなかったな……
今、確かロケに行ってるんだっけ?
連絡も来てない。

「……寝よ。」

僕は布団に潜り込み目を瞑る。

……会いたい……
声だけでもいいから聞きたい。

僕はいつの間にか眠っていた。

どのくらい経ったのかな?
目を開けると目の前の時計の針は夜中の2時を指していた。
後ろが少し温かい。
振り向くと裕斗くんが横たわっていた。

「わ!裕斗くん?!////」

「すまん、起こしちまったか?」

「ううん。けど何でここに……関東にロケ行ってるんじゃ?」

「今帰ってきた。……瑞希に会いたくてここに来たんだ。一緒に寝ていいか?」

「うん……僕も会いたかった////」

裕斗くんは僕を後ろから抱きしめてきた。
心臓の音がすごく速い。

「裕斗くん、お疲れ様。」

「……瑞希もお疲れ。」

久しぶりに裕斗くんの声を耳元で聞いた。
擽ったくて……でも安心感があって。
僕はさっきよりもゆっくり眠ることが出来た。



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