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透明な声に、色彩を

第3章 第2話





「はぁ、……っ、ふふ、また…っ、イくのっ…?」


びくん、びくん、と背中を仰け反るようにしてイく。



あれから結構時間が経って、壮馬くんが動くスピードも早くなった。
そして、私も数えられないくらいイッた。


「は…っ、まだ、イけるよねっ……!」


ぐちゅ!


(も…むりぃっ…!!でも、壮馬くん、まだイッてない…っ、)



「優愛…、っ、いっぱい、イッて…?」

「〜〜っっ!!」


(むりっ、むりっ、、!!)


壮馬くん、全然止まってくれない…
こんな、連続でなんて…っ、も、しんじゃ…っ、



「っごめ、…イっ……!!」


そう言った途端、また動きが早くなって壮馬くんのモノが大きくなったような気がした。



(あっ…!これ、また…っ、むりっ、すごいのきちゃ…っっ)



「〜〜くっ…!!」
「〜ッ、!!」



その瞬間、今までにないくらいに深くイッた。



ずるりと中から壮馬くんのモノが抜かれて、ピクリと反応する。



「はぁっ、はぁ……ごめん、全然止まらなかった」


ふるふると力無くも首を横に振る。


「…寝ていいよ?」


そして、また首を横に振る。


(…あ、ぼんやりしてきた。)


「なんで笑。…じゃあ俺が頭ぽんぽんしてあげる」



横に寝転がって布団を被せられると、壮馬くんに抱き寄せられて、後頭部をぽんぽんされる。



「……」
(…あ、これ…だめだ。寝ちゃう…)

「おやすみ、優愛…」


(壮馬くんに……言わなきゃ…いけ、ない……こと…が……)




壮馬くんの香りと心音に包まれて、深い眠りに落ちていった。
















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「…俺、起きたら言いたいことがあるんだ…」


すっかり寝てしまった優愛に呟く。

そんな優愛を見ていると、俺も瞼が重くなってきた。



「……ちゃんと……あした…いう……、…」



俺もまた、深い場所に吸い込まれるようにして眠りについた。






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