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透明な声に、色彩を

第3章 第2話



「…じゃ、指、入れるね?」



つぷ、


壮馬くんの、指が…



ぬぷぷ…



入っ……





「〜〜ッ」
「すご…ぐっちゃぐちゃ」



じゅぷ、ぐちゅ、

と卑猥な音を響かせて、内側を擦られる。



(そ、壮馬くんの指が…っ、私のナカに…)



「2本、入っちゃった…」



ぐちゅぐちゅ、ぐちゅ、


ナカを解すように、優しくしながらも、ピンポイントで擦られて、もう本当にどうにかなりそうだった。



「……そろそろ、俺の…入れるよ」



ビリッと何かを破る音がして、少し経つと、くちゅ…と私の入口に壮馬くんのモノが宛てがわれた。



(ちょっと、こわいかも…)


初めては、かなり痛いと聞いたことがある。
そのせいで少し身体が強ばってしまう。


それに気づいたのか、壮馬くんは私を優しく抱き締めて、耳元で

「初めて?」

と聞いた。


いつもより、優しくて甘い声色だった。


正直に頷くと、ゆっくりと頭をぽん、ぽん…として、
見つめあって、優しい、優しいキスをした。



「大丈夫、大丈夫だよ。」


トクン、トクン…


お互いの心音に耳を澄まして落ち着きを取り戻す。


「…いくよ」


そう言った後、また優しくキスをしながら、ナカに壮馬くんを感じる。


「…!っ、」
「っ、きつ…、これ、やば……」


そこまで、痛くない。
壮馬くんがちゃんと慣らしてくれたから…?


私は大丈夫そうだけど、反対に壮馬くんがキツそうだ。


息を荒くして眉を寄せる壮馬くんの頬に手を添えると、私からキスをした。


「ん、ちゅ…はっ、……優愛っ、!」


舌を絡めて、貪るようなキスをしていると、いつの間にかナカに壮馬くんのが全部入っていた。


「これ、やば…きもち……っ、」


動くよ、と吐息混じりに呟いて、

ゆっくりと動き始めた。





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