• テキストサイズ

強制連行時空旅行(双星の陰陽師R-20)

第25章 学校なんて青春の塊さねー。


ガチャ・・ガチャガチャー
ドンドンー

「おい!開けろよ!」


ガンッガンッー


新「まったく。ドアを蹴るなんて躾がなってないねぇ。」

ため息を吐き、理奈を下ろすと鍵を開ける。

「ったく。只でさえ面倒なのに鍵なんか掛けんじゃねぇよ。」

後頭部を掻きながら中へと入ってくる。

憲剛「よっ!」

理奈に手を軽く挙げる。

理奈「憲剛っ!」

憲剛に近付くと後ろに隠れ、ギュッとしがみつく。

憲剛「なっ!おい?」

背中にピタリと顔を付けて理奈の顔を見れない。
新はその姿を見てクスクス笑う。

新「理奈にゃんには刺激が強かったかな?」

本を持ち表紙を憲剛にも見せる。

憲剛「お前もなんて本読んでんだ。ってか理奈に見せるなよ。」

憲剛がうんざりして目を覆う。

憲剛「ほら。行くぞ。休憩時間になったら厄介だ。」

そのまま不便そうに歩き出す。

新「また明日ね♪」

ヒラヒラと理奈に手を振る。

パタンー

先程まで賑やかだった理事長室が静まり返る。暫くしてから

新「・・・さて。」

1番上の引き出しから霊符を何枚か取り出すと。

新「先程の教師。・・始末しなければ。」

新が理事長室を後にした。
/ 139ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp