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強制連行時空旅行(双星の陰陽師R-20)

第32章 to be end・・・・・・end?


真っ暗の中。




どこに自分が存在しているのかも分からない。


音もしなければ体も動かない。


暑さも寒さも感じないこの世界に死を漠然と感じ漂うがままに身を委ねる。








暫く経つと






「やれやれ。    未だに死ねないのかい?     婆沙羅は再生できずに死んだのに。    君の体は既に集まり始めている。   ・・・僕らが使っていた筈の君の呪力も自分で使っちゃうしさぁ。   お陰で同調し始めた妲己まで君の体に戻ってきてるよ。    全く迷惑な話だ。」





「・・・・・・・・・。」


脳内に響き渡った声に抗議したいが何も話せない。





「まぁ、まだ話すのは無理か。だってまだ口が出来ていない。・・・取り敢えず君にはまだ別な世界に修業の旅をしてもらおう。・・・早く妲己を退治するんだよ。」




その声も聞こえなくなり暫く経つと目の前が白くなる。





漸く体が動かせるようになると、意識が遠退くなかぽつりと


「だりぃ。」

その言葉と共に光に吸い込まれていった。
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