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強制連行時空旅行(双星の陰陽師R-20)

第24章 だから~体術嫌いって言ったじゃぁぁぁん!


「りぃ~なぁ~!!」

どたばたと音がしたかと思うと


スパンー


次は凄く大きな音を立てて客間の障子が開かれる

理奈「なななな?何!?」

急いで飛び起きると

理奈「げふぅっ!!」

小夜が飛び付いてきた。
お陰でもう一度布団に横になっている。

小夜「理奈っ!いつまで寝てるの!?早く起きないと今日から学校でしょ?!」

理奈の胸ぐらを掴みがくがくと振り回す。

士門「こら。ちい子!逆に起きれないだろう?」

小夜「はぁい。」

渋々理奈の上から降りる。

理奈「永遠に眠らされるかと思った。」

パジャマの襟元を直す。

士門「今聞いた通り今日から学校だ。新さんから制服を預かっている。着替えたら昨日食事をした広間にこい。」

ビニールに包装された制服を理奈に渡すと行ってしまった。

小夜「じゃぁ後でね。」

軽く手を振ると小夜も行ってしまった。

理奈「制服か。・・来たことねぇな。」

学校も制服も城に読んでいた為理奈には無縁だった。
初めて通した感想は

理奈「スカート長っ!ネクタイ邪魔っ!何より暑っ!」

そう言うと制服を手に士門の部屋へと入る。

理奈「あった!」

ジョキンー

スカートを一刀両断。シャツの1番上のボタンも毟りとってしまった。

理奈「まぁ良い。これで了承しよう。」

食事場所へと急ぐ。と。

士門「なっ!?」

驚いた上自分の額に手を当て下を向く。

士門「お前。・・・切っただろう。」

理奈「?うん。」 

士門「・・・すまない。制服の仕立てを頼む。」

近くに居た女の使用人に頼む。

使用人「分かりました。理奈様。こちらへ。」

部屋に戻され、スカートの切りっぱなしになっていた部分を手際良く直す。

理奈「ねぇ。1つ聞いていい?」

猪坂「はい。なんなりと。」

理奈「下着やら何やら用意してもらってとってもありがたいんだけど・・・どうしてこんなにセクシー?」

その問いに顔を赤らめる。

猪坂「恵治様のご指示で・・その。お世継ぎにも関わるからと・・・。」

理奈「・・奴か・・。」

拳を握る。

使用人「ふふふっ。恵治様はとても優しい方でいらっしゃいますから。・・出来ましたよ。」

理奈「ありがとう。」

綺麗に裾上げされたスカートを受けとる。
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