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強制連行時空旅行(双星の陰陽師R-20)

第16章 腹に力を私に金を!


理奈「ん?まぁ。うちの中に何か居るって言ってたな。強くなる為に異動しているとも。」

不老不死な事は言いたくない。自分自身言われたばかりで混乱している。
言われたことを少しずつ思いだし下を向く。

少しの間沈黙が続いたが

清弦「・・・他に何を言われたか分からねぇが、気ぃ向いたら言え~。俺はもう行くからなぁ~。」

理奈「ん。分かった。いってら~」

先に食べ終えた清弦が部屋を後にする。

理奈「・・・さて。さっさと食べて風呂入って行きますかねぇ。」

呟くと箸を進めた。


風呂へと向かうと丁度良く新が男風呂から出てきたところだった。

理奈「おやおや。良く会いますな。」

新「そうだね。理奈たんも今からお風呂か。ワンピースも新調したんだね。可愛いよ。」

そう言いくすりと笑う新にその場でくるりと回って見せる。

理奈「えへへ♪清弦が頼んでくれたみたいで。勘九郎に買って貰ったのボロボロになっちゃったからね。でも全く一緒だし、勘九郎には内緒かな。」

二人で苦笑いをする。

新「まぁその方が彼の・・・いや。理奈にゃんの為かもね。・・・そう言えば理奈にゃんへのプレゼントなんだけど。島に着いたら渡そうかと思ってるんだ。」

理奈「そうなの?」

新「今日はこれから天馬の所だろう?島の方が会う時間が長くなるからね。」

理奈「?」

新「ふふふ。今は気にしなくていい。明日は島も晴れるらしい。船が動くよ。」

窓の外を見てため息を軽くつく。

理奈「?嫌なの?」

新「あそこが好きな人はあまり居ないさ。・・・時期に分かるよ。」

にこりと笑うとエレベーターに乗って行ってしまった。

理奈「?どういう意味だ?・・・まぁいいか。」

風呂へと入る。

理奈「あんときは上手く行ったけど。」

湯船に浸かると丹田法を始める。うまく身体中を巡らせる感覚は掴んだが呪力が少ないからなのか軽い感じがする。この前の様にあの空間に飛ぶこともしない。

理奈「やっぱりウォタラの力かなぁ。」

お湯を触る

理奈「魔法ばっか頼ってらんないな。」

丹田法を暫く続ける
どれ位続けただろうか。
体は赤くなりふらふらする。

理奈「はぁ・・・はぁ・・・ん。完全逆上せた。」
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