第14章 ようこそ!有馬部屋
ビルの最上階。
エレベーターを降り目の前のドアを開けると全面ガラス張りのリビングが広がる
理奈「・・・」
未だ意識が朦朧としていた。
有馬「ようこそ。我が部屋へ」
未だ腕の中で大人しくしている理奈を見る。
理奈も有馬の目を見つめるが。1度潤んだ瞳は簡単には元に戻らない。端から漏れた体液がエロさに拍車を掛ける
有馬「君はしたただねぇ。計算か?・・天然か?」
にやりと笑い平常心を保とうとするが吐いたため息に熱が混じっている。
理奈「何の事?」
首をかしげる。
有馬「・・・天馬はねぇ。自分の呼びやすい様にあだ名を決めて人を呼ぶんだ。」
歩きながら話を続ける。
有馬「因みに僕は変態眼鏡って呼ばれてるんだよ。・・別に彼に何かをしたわけではないんだけどね。」
肩をすくめる
ドサッー
個人用にしては広すぎる風呂場へと下ろされる
しゃがんで出来るだけ見えないようにしながら下を向いている理奈にそっと声を掛ける
有馬「そんな悲しそうな顔しないでよ。」
有馬が次々と服を脱ぐ。
トクンー
筋肉質な体と眼鏡を外した顔に一瞬ときめく。有馬の手で丁寧に体が洗われていく。
有馬「傷口は全て綴じたから滲みないだろう?」
理奈「うん。」
有馬「良かった。さっきの事が精神的トラウマにならないか心配だったんだよ?触るのも拒絶されちゃうかと思った」
と苦笑いしながら話す。
シャンプーをする有馬の手が暖かくて妙に落ち着いた。
有馬「ほら。次体洗うよ。」
掌にボディーソープを付け洗い始める
理奈「んんっ・・・スポンジ・・ない・の?」
先程寸ででいかされなかった体が反応する。
有馬「そんなのないよ~♪だって僕だけのお風呂だからねぇ。」
肩に始まりゆっくりと下へ下へと移動する。
理奈「一人で洗えるし!」
しゃがんだまま抗議するが前に移動され押し倒されるとしゃがんだままの体勢は簡単に崩れる。
有馬「これは約束を破らなかった罰だよ~。君は脱走が好きだからね。言っても分からないなら覚えさせなきゃ・・ねぇ?」
理奈「や・・やめて」
身をよじるが理奈の横に手を付きもう片方で首から鎖骨辺りを撫で回す