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強制連行時空旅行(双星の陰陽師R-20)

第13章 捜し物は人ですか?見つけにくい人ですが、何か?


清弦はため息を吐くと理奈に近付き自分のシャツを脱ぎ理奈へと被せる。

清弦「おい。士門。相手は人間かぁ~?」

士門「はい。左目に眼帯をした。中学生位の。」

清弦「・・・そうか。・・・分かった。」

悠斗が行ったであろう方面を見つめる。

天馬「おい!居たか?」

士門「ああ。」

天馬「だいぶ派手にやられたなぁ。んん?エロい穢れでも居たのか?」

格好を見てニヤつく

清弦「い~や。あれは穢れじゃねぇなぁ~。雛月寮の生き残りだぁ~。」

憲剛「どういう意味だ?」

清弦「とっくにくたばったと思ってたんだがなぁ~。こんなとこで生きてやがった。あの馬鹿弟子がぁ~。」

新「面倒な事になってきたようだね。」

有馬「そうだね。まぁ。あれ位なら他の陰陽師でも行けそうだ。」

皆「・・・・・・はっ?」

理奈と天馬以外が固まる。

天馬「やっぱり来たか。変態眼鏡。」

にやりと笑う

有馬「そりゃぁ漸く陰陽連に戻ってこれたのに、誰も居ないんだも~ん。寂しくなっちゃうよね~」

泣き真似をするが誰も引っ掛からない。

有馬「・・勘九郎君と離したのは間違いだったかな?ご主人様が居なくて捜してたのか?まぁどちらにしろ外を出歩く恐怖は植え付けられて良い勉強にはなったでしょう?」

理奈「・・・。」

未だ反応しない理奈の頬を撫でる。

有馬「よし!今日は僕が預かる事にしよう。これ位でへばられてたらこれから先困るからね♪」

士門から理奈を受け取る

有馬「ほらほら皆行くよ?」

そう言い現へと戻っていった。
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