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強制連行時空旅行(双星の陰陽師R-20)

第12章 手合わせ願えますかな?


「こんばんは♪」

理奈「はい。こんばんわ。・・新手のナンパ?」

「ふふふっ♪・・そうかもね。」

クスクスと笑い近付いてくる。

理奈「ごめんね~。ナンパは受け付けてないの。デートにしても場所的に0点。寧ろマイナスだわ。」

禍野の景色を眺める。

「驚かないって事は禍野に来たことあるんだ?」

理奈「何度かね・・・。」

「へぇ。陰陽師の割りに呪力があまり見えないけどね。ただ・・他の。呪力とも違う力が見えてるんだけど?これは何?」

理奈「うちは陰陽師なんかじゃない。・・・と言うか名を名乗れ若造。」

「僕?僕は石鏡悠斗。君の名前も教えてくれないかなぁ」

理奈「・・理奈。・・ってかこっから出してくれない?自力で出れないのよ。」

警戒しながらも話す。

悠斗「じゃぁ今までどうやってたの?陰陽師でもないのに何度も禍野へ?その力は何?誰が連れてきたの?興味あるなぁ♪」

ワクワクしながら子供の様に聞いてくる。

理奈「あ~~~‼もぉ質問うざい‼有馬って奴が勝手に連れてきただけなの‼」

悠斗「有馬?あの土御門有馬が?・・・ふふふ。あはははははは!!」

理奈(こいつ・・・やばい。)

悠斗「良い!!良いよ!!理奈!!僕君の事気に入っちゃった♪・・・ねぇ僕の物になってよ」

理奈「嫌って言ったら?」

頬を撫でてくる手を払いのけ距離をとる。

悠斗「力ずくでも。」

にこりと微笑み後ろ手に組む。

理奈「・・体術ってやっぱり嫌い。」

拳を握り悠斗に突っ込んでいった。
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