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強制連行時空旅行(双星の陰陽師R-20)

第8章 はい。指令出しまぁす。


勘九郎「それ以上はドクターストップっス。」

聞き慣れた勘九郎の声に安堵する。

有馬「あれれ~?もうそんな仲なの~?じゃぁ監視係は君にお願いしようかな~?監禁しようが何しようが勝手だけど、皆と仲良く貸しあいっこするんだよ?」

勘九郎「・・・。」

監禁の言葉を聴きびくりとする片手で目を隠したまま理奈を黙って抱き寄せた。

その光景を有馬は黙って見ていたが。

有馬「・・・まっ。そう言うことだから皆よろしく~。島にはレディ達が居るし、安心してここに泊まってってくれたまえ。」


有馬「それと・・四日後島に戻り次第理奈の見極めの儀を執り行う。」

憲剛「おいおい、全部が全部早急すぎるんじゃねぇか?」

有馬「本人も異動時期が分からないんだ。使える物はなんでも使わせて貰うよ?」

未だに目隠しされている理奈を暫く見るとひらひらと手を振り部屋から出ようとする。・・・が。

有馬「あっ。因みに皆、任務放棄したらどうなるか分かるよね?任務にはしっかりと向き合って貰うよ♪」

そう言うと部屋を出ていった。
変に張り詰めた緊張感がなくなったが、物凄く微妙な雰囲気が漂っていた。
各々席を立つ。
理奈の身体も捕縛から解放される。

天馬「っあ~。漸く終わったぜ。」

背伸びをしながら理奈に近づいてくる。
皆もちらりと理奈を見ては怠そうに出ていく。
理奈もしゃがみこんで下を向くしかない。

理奈(最悪最悪最悪最悪最悪最悪最悪・・・。)

理奈「ほんと嫌。」

ポツリと呟く理奈を勘九郎が見下ろしため息をついた。
残ったのは理奈、勘九郎、天馬の三人だけになる。

天馬「しっかし、お前も迷惑な世界に来ちまったな。しかも変な奴に目まで付けられて、大変なこった。」

そう言う顔は楽しそうだ。

理奈「うちだって来たくて来た訳じゃないもん!」

先程の怖さからか理奈の目が潤んでいる。
ぐいっと理奈の顎を持ち上げ強制的に視線を絡ませる

天馬「なんなら今ここで犯してやろうか?」

天馬が少し熱を帯びた視線でこちらを見てくる。
ゆっくりと顔を近づける。

勘九郎「はーい。今日はここまで。」

ぐいっと自分の方へ理奈を引き寄せる。

勘九郎「今日は僕がたっぷり可愛いがったんスからまた後日。」

天馬「・・・」
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