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強制連行時空旅行(双星の陰陽師R-20)

第31章 平和な日常が・・平穏が1番


理奈「え~。婆娑羅?なんか嫌だな。あん時闘って以来婆娑羅戦なんてしてないじゃん?」

勘九郎「そうならないように速まったんスよ。」

理奈「深度は?」

勘九郎「1200。それなりっスね。」

理奈「うん。そぉねぇ。まっ。早く終らせて帰ろう。」

隣に居る勘九郎ににこりと笑い掛けた。



理奈「うっひゃぁあああ!!」

今回落とされた場所は禍野の上空。
近くの地面を見ながら着地点を探す。

理奈(・・・ん。なんかあるな~。)

キラリと遠く崖の上に光るものを見つけるが取り敢えず無視をする。


ストンー


着地をし、二人の顔を見るが気付いてないようだ。
なら無駄に話す必要もない。

理奈「ん~。相変わらず嫌な場所。」

眉をひそめ、あからさまに嫌そうな顔をする。

天馬「んん?慣れれば何とも思わんぞ?」

理奈「それは天馬だけっしょ。勘九郎も禍野の空気なんて嫌じゃない?」

勘九郎「まぁ、そっスね。来なくても良いなら。好んで来るような場所ではないっスからね。」

理奈「それもこれもこんなん居るからいかんのだよ。」

崖の上から下に見える巨大な穢れを覗きこむ。

天馬「つべこべ言わず行くぞ。エロ子!」

先に天馬が崖から飛び降りる。

理奈「うっさい!そのあだ名で呼ぶなし!」

理奈も続く。

勘九郎「やれやれ。二人のお守りも大変スね。」

勘九郎も二人に続いた。



穢れ「呪力・・・呪力・・・呪力をよこせぇぇぇぇえええええええ!!!!!!」

巨大な体、鋭い爪、巨大な口。戦闘に特化した形だ。

理奈「韋駄天符・剴包業羅急急如律令!」

符を取りだし自分に呪装を施す。

理奈「マバリア・ヘイスト!」

次に魔法を唱え3人のスピードと防御力をアップする。

3人の下に光紋章が現れきちんと掛かった事を証明する。
韋駄天符・剴包業羅と共に使っている為速さは音速だ。天馬と一緒に考えた応用術だ。


天馬「いっけぇぇぇ!!ずばぁぁぁああん!」

巨大な剣が穢れに突き刺さる。

勘九郎「僕も診てるだけじゃあつまらないっスね。」


天景龍袍之旋舞ー


穢れ「ぎぃゃぁあいだい!いだい!いだぁぁあい!!」

凄い勢いで腕を振り下ろす。が、

理奈「グラビガ」

体に重力がかかり標準が合わないまま振り下ろされた手は的はずれな場所を射ぬく。
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