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強制連行時空旅行(双星の陰陽師R-20)

第28章 毎回思うが受け渡し雑!


「てめぇ~。何しようとしてたんだぁ~?」

顔には怒りマークが付いている。

理奈「痛い痛い!!離してよぉ~。」

「背後から襲いかかってきやがってぇ~。」

バタバタ暴れる理奈を抑えつける。

勘九郎「あっ。居た居た。何やってるんスか?清弦さん。」

清弦「ぁ″あ″!?襲いかかってきたんだよ!!ったく~。」

理奈を下ろす。

勘九郎「でも、ちょうどいい時に。これから僕任務なんスよ。理奈を・・預かってくれないっスか?」

理奈「また有馬の仕業?」

勘九郎「そっスよ。あの人は僕と理奈の仲を邪魔したいらしいス。ランクAなんて僕らの仕事じゃない。」

ピリピリと殺気立つ。

清弦「・・まず、落ち着けぇ~。・・面倒だが預かってやるからよぉ~。」

理奈の肩を抱き寄せる。

勘九郎「・・・清弦さん。確か奥さん居たっスよね。」

清弦「随分前に離婚したの知ってんだろぉ~。」

理奈「やっぱり逃げられたのか。」

憐れみの目で清弦を見る。

清弦「ぁ″あ″?」

拳を握る。

理奈「うわぁん!清弦が虐めるよぉ。」

勘九郎の後ろに隠れる。

勘九郎「・・理奈。"何か悪いこと"しちゃ駄目っスよ。」

理奈を抱きしめると

勘九郎「じゃあ清弦さん。僕は行くんで、頼んだっス。天馬も僕も検査になると思うんで。」

清弦「・・ああ。分かった。ほら行くぞぉ~。」

そう言うと清弦も理奈を置いて歩き出した。

理奈「レディを置いてくなし!・・勘九郎。頑張ってね♪」

勘九郎ににこりと笑いかけ手を振ると行ってしまった。

勘九郎「・・はぁ。本当。邪魔ばかりっスねぇ。」

まだまだ明るい空にため息を吐くと装備を整える為に家路を急いだ。
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