第27章 討伐・ミッション・婆娑羅ストライク
理奈「・・・ふっ・・うっ・うー・・・あー・・・グスッ・・やっちゃった・・・人前で泣かないのがうちのポリシーなのに。」
たまに゛ヒクッ゛としながらも腕の中で苦笑いする。
勘九郎「落ち着いたっスか?」
勘九郎と視線が混じる。
理奈「あー。んー。あんま見ないで恥ずかしい。」
自分の腕で目にモザイクを入れる。
勘九郎「恥じる事はないっスよ。」
理奈「・・・聞かんのか?」
ごしごしと目を擦る。
勘九郎「いろんな事情を抱えている事も承知済みっス。寧ろ一人でよく堪えたな。と言うか。・・理奈は強いっスね。尊敬するっス。」
理奈「誉めても何にもでないよ。」
言うと同時にぐぅ~。っとお腹がなる。
勘九郎「あははは。じゃぁ。食べましょうかねぇ。」
手を牽かれ移動すれば魚介をベースにした料理がずらりと並んでいた。
手を合わせ食べ始めた頃には笑顔が戻っていた。