• テキストサイズ

強制連行時空旅行(双星の陰陽師R-20)

第27章 討伐・ミッション・婆娑羅ストライク


理奈「はぁっはぁっはぁっ・・・相変わらず長ぇな。ここでバテそう。」

汗を拭い台を登りきる。



有馬「やぁ。待っていたよ。」

にこにこと、こちらを見る。

理奈「ん。お待たせ。」

有馬「ちょっと歩いただけでもうバテたのかい?しっかりしなきゃ。」

理奈「はぁっ・・はぁっ。御託は良い。行くなら行こう。終わったら朝飯食うんだ。運動後の飯は旨い!その為だけに来たのよ?」

有馬「うん。良い理由だ。」

にこにこと理奈の後ろに続いた。





理奈「・・・相変わらず強烈な匂い。・・やっぱり朝食べなくて正解だったわ。絶対吐いてた。」

有馬「ふぅん。本当に平気なんだ。」

後ろから来た有馬が理奈を見ながら話す。

理奈「ん。大丈夫だ言うただろ。」

本人はケロリとしている。

有馬「ここは深度1000だよ。・・ねぇ。この前より深いんだけどなぁ。」

理奈「んなもん知るか。」

有馬「まぁ。頑張ってくれたまえ。前回と一緒。僕は見ているから思う存分闘ってくれ。因みにランクS。婆娑羅が相手だよ。・・言ってる傍から来たね。」

理奈「それ。新から習ったな。・・何人かチームを組んでやっつけるって。ランクもSって鬼?・・有馬って書いて鬼って読むんか?・・んなもん有馬がやってよ。」

有馬の足に蹴りを入れるがひょいとかわされる。

有馬「やだよ。そんなの君の実力が見れないじゃないか。」

理奈が抗議するが聞く気はないようだ。

「ふふふ。可愛い子ちゃんとイケメン発見♪」

目の前に綺麗なお姉さんが現れる。
が様子がおかしい。白目の部分が黒く、瞳が真っ赤だ。しかも片方の目がない。

婆娑羅「お姉さんと遊んで行かない?」

自分の人指し指を軽く口に加える。

有馬「どうやら遊んで欲しいらしいよ。・・相手は任せた。」

有馬が後ろに下がる。

婆娑羅「ねぇ。早くぅ。待ちきれない。」


ドンー


一瞬にして組み敷かれる。

理奈「はは。・・早っ。」

理奈の額から冷や汗が流れ出る。
頬を舌で舐められる。

理奈「お姉様から誘われるなんて光栄だけど・・。そっちの趣味はないもんでね!!」

思いきり頭突きをする。
嘗められた頬がヒリヒリと痛み、腕で拭う。

婆娑羅「ぐっ」

後ろに反りかえったのを確認すると抜け出す。
/ 139ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp