第14章 Amore
しょーちゃんのシャツの裾から手を入れて、腹から胸に触れていく。
「しょーちゃんの肌…スベスベだね」
「そんなこと、言わなくていいから…」
「恥ずかしい?」
「うん」
「ごめんね。もう言わないように頑張るから」
しょーちゃんがイヤがることはしたくないもんね。
すると、しょーちゃんが俺の首に手を回した。
「恥ずかしいけど、嬉しかった」
ハニカミながらそう言われてさ。
愛しさが込み上げてくる。
「しょーちゃん…大好きだよ」
「俺も…大好き」
「大切にするから…」
「ん…」
そこからはもう、大人の時間だよね。
ベッドの中でお互いに服を脱いでさ。
しょーちゃんの靴下はベッドヘッドに掛けて。
脱ぎたてだから、クタッとなってるのが可愛いし。
うん、やっぱりいいね、この配色。
それに、裸の姿はライヴ終わりのシャワーとかで見たことはあるけど、触りっこなんてしないからさ。
もう、何もかもが新鮮で。
だってさ。
しょーちゃんも俺も、お互いの中心が勃ってるとこなんて見るのは初めてだし。
やっぱり照れるよね。
「相葉くん、何でそんなにおっきくしてるの…」
「何でかなんてわからないけど…しょーちゃんのだって、そこまで大きくなるんだね」
「…ばか」
耳まで赤くなっているしょーちゃんと、しばらく見つめ合う。
「ふふっ」
「ふふっ」
どうしてもソコに視線がいくのは仕方がないよね…なんてひと通り笑いあったあと、自然と続きを再開していた。