rain of teardrop【黒バス/ジャバ】
第11章 teardrop afterⅡ-4
「・・・ア・・ッんぁ・・」
「なあ・・愛されてるな・・・おまえ。思わず妬けちまうぜ・・・、まあ冗談だが」
「!!ひ・・・、ゃ・・・ら・・、いッ――」
「ン・・・ァ・・、・・・イク・・名無し――ッ」
シルバーは名無しにまるで予告と牽制を送ると、尻をつくようにしてベッドの上で姿勢を楽にした。
ヘッドボードにもたれかかるそのずっしりとした様は、嵩高さもさることながら、異様に堂々として見える。
それはまるで名無しの身体が空くのを待っているかのようだった。
くわえて、言葉なくしてナッシュの絶頂をやんわりと急かしてもいた。
自由を奪われている名無しには、ナッシュから解放されたくとも、その白濁をまずは陰部で受け入れるほか道はなかった。
けれど、それが終わったとしても目の前には――。