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rain of teardrop【黒バス/ジャバ】

第11章 teardrop afterⅡ-4



「!・・フッ・・懲りねえヤツ・・・」

「懲りてたまるかよ・・・なあ名無し?あーカワイイカワイイ・・・けどまあここは大人しく待っててやるよ・・だからほーら・・・さっさとイカせてやれ」


それはナッシュに突かれているさなかのこと。

搾り取ったばかりの、柔軟に感じたものに異変が起きる。
恐る恐る目を向けた名無しは、その先に居たシルバーの笑んだ顔を見て慄いた。


「・・・ッ・・」


羽織り続けてはいるものの、一見だらけきっているように窺えるローブ姿の下半身には明らかな違和感。

終わらせた筈なのに。
自分がナッシュに抱かれ悶えた所為で、ふりだしに戻ったことが名無しは悔しくてならなかった。

嘲笑に細める野性的な目、そこはいまだにぎらぎらとしている。

自ら陽物に手を添えてそれを見せつけてきたシルバーは、片方の口角を上げながら名無しを待っていた。

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