rain of teardrop【黒バス/ジャバ】
第10章 teardrop afterⅡ-3
「ん、ハ・・・ぁ・・ッ」
顎と頭部を掴まれ、ずんずんと最後の激しい律動を繰り返される。
頬肉の摩擦によるねちねちとした淫音が、シルバーの限界を自ずと物語っていた。
「フッ・・・はは・・!いいカオだぜ・・・」
シルバーは唸るような低音を小刻みに零しながら、その日、複数回目の絶頂を名無しの咥内で迎えた。
射精されたそれを、彼女の顔に容赦なくぶちまける。
すると、勢いよく飛び散った白濁は名無しのつぶらな目元をかすめ、その片目を否応なく閉じさせた。
懇願したわりに嫌そうな表情をさらけ出す・・・。
その反比例した名無しの態度に、シルバーは果ての余韻を感じつつ、ただ下品に嘲笑っていた。