rain of teardrop【黒バス/ジャバ】
第7章 teardrop after
「・・・んく、・・」
「ッ――・・・ハァ・・、フフッ・・・ホントに名無しはイイコちゃんだな・・。また一段と美味そうに飲むようになっちまって」
「・・・っ!・・ゃ・・・」
「んじゃあ、今日もご褒美だ・・・挿入てやるよ」
濡れるという反応を持つ時点で既に負けだ。
名無しはその敗北感に身も心も侵され、くわえて自分を凌辱し続けるシルバーに抗うこともずっとできないでいた。
どんなに抵抗して、否定して、嫌悪をぶちまけても陰部は蜜を垂らし、その度に罵られた。
出すまいとした嬌声はにじり上がり、シーツを自身の漏らした体液でびちゃびちゃと濡らせば、品のない大きな嘲笑が頭上で響いた。
「ひ・・ぁ、・・・ぁ・・!」
惚れているから仕方がない、黙って抱かれていろ。
こんなに嬉しくない言葉はなかった。
シルバーは愉快に名無しを抱き続けたけれど、そんな彼の告白など、仮初めにも等しく思わざるを得ない。
心を汚染され少し痩せた名無しの身体はそれでも、シルバーにとって夢中になるような、理想的な体躯をしていた。
抑えられないゆえにひたすら呼び出され、その度に抱かれ、穢される――。