rain of teardrop【黒バス/ジャバ】
第1章 rain of teardrop
「おい・・・誰がブチ込むって?!」
「や・・ッ――、なに・・?!」
スカートを捲られ、下着に手をかけられた瞬間は、流石にまた暴れようと努力はした。
「やだ・・・嫌・・や、・・・!!ひ・・――」
が、そんな抗いもむなしいまま、名無しの下半身はこの直後、男たちによって露見させられていた。
「!・・・おい・・シルバー・・・?!おまえ今しゃぶらせて・・・」
「あァ・・・?ならおまえが咥えてもらえ・・・こっちのクチも、一発目はオレ様が頂くんだよ」
「~・・・ハァ・・まあいいか。・・・そういうわけだからほら・・交代だ。・・・んっ」
車の中で叫んだところで、外の人間は誰も気付かない。
悲鳴らしいそれを上げられないのはとても辛かった。
助けてくれないとは分かっていてもだ。
叫ぶ行為そのものを妨げられていたことが、まるで自分の尊厳を奪われているように名無しは感じ、悲観的な気持ちを強く煽がれる。
男の先端からは先走りが漏れていたのか、口の中では苦々しい味が広がり、本当に吐き気が止まらなかった。
上顎や喉の奥にあたる度に噎きそうになったけれど、その噎く行為すらも許してはもらえず、ただ唇を窄め、名無しは咥内抽送を続けさせられるだけだった。