rain of teardrop【黒バス/ジャバ】
第1章 rain of teardrop
「しっかし可愛いな・・・見かけた瞬間に、今日の女はコイツだなとは思ってたが・・・順番待ってたら萎えちまうよ。おい・・・さっさと出せよおまえ」
「確かに・・・なあ、オレもう挿れていいか?」
「!!ぐ・・・んん・・、・・・?!がは・・・っ、いや・・やめ・・・ッ」
名無しは手首を必死に動かしてみせたのだけれど、その腕が自由になることは最後までなかった。
耳元で新たに聞こえた、自分のそれを掴んでいた男の声と、また新たな別の声は足元の方から。
進行形で咥えさせられていた男はといえば、恐らくはその手が、名無しの服を乱し、口淫を強請りながら身体をずっと乱暴に弄んでいた。
複数に加え、最低でも自分を囲む男が三人いると知った名無しは、その絶対に逃げられないであろう状況に狼狽えることしか出来ず、段々と抵抗力を失っていた。