rain of teardrop【黒バス/ジャバ】
第23章 sperm shower
「はぁ……ぁむ…んっ」
「上手いぜ……もっときつく吸ってみろよ…舌も…目一杯出せ――ンッ」
竿を押し付けられるというのは、それだけでもなかなかの重力が横から来るものである。
シルバーほどの体躯となれば、しゃがみ込む体勢を保つのは簡単なことではなく、名無しは背後にもたれこもうとした。
が、そこはシンク下、キッチンの戸棚が並んでいる場所だった。
取っ手の角で背を痛ませまいと考えたのはシルバーであり、彼は瞬時に手を伸ばし、名無しの肩を抱き留めた。
勿論ここまでしようとも、口淫は継続させているあたりがまたシルバーらしかった。
「ふ、……ぅむ…んん」
「……」
嫌がる名無しを捕らえ、口を開かせて咥えさせる。
前後に揺さぶった腰の動きは不規則に速まって、シルバーが感じる快楽の度合いを物語っていた。
表現が正しいかはさておき、ブローしてやった髪を直後掴み、上から苦悶まじりの顔を見下ろす。
小さな口から漏れ出るきゅうきゅう声がまたそそり、健気な姿に下半身は昂った。
「!!んん――んっ……、ン……ッ」
「ハッ。…引くなっての……分かるだろ?ほらよ、出すぜ……――ア……っ」
「ッふ、ァ……あ…!!んぁ……ッ、や……」