rain of teardrop【黒バス/ジャバ】
第22章 unesiness
「ッ……!!」
「ハ……そんなしがみつかねえでも、落とすかよ。……ほらよ」
そのずらした衣服は腰部に位置したまま、どうにも都合よく陽物を出し、けれど名無しの中には挿入りやすいよう止まっていた。
一度膣から抜いたとしても、彼女ひとりを抱えて歩き、移動することなどはシルバーにとっては容易かった。
ふと、白い跡の滲むタイルに近しい、名無しの細足がふわりと宙に浮く。
横抱きにされた反動で揺れたのは彼女の髪だった。
軽く靡いた髪が耳を晒すと、肌色にはぽつりと一箇所、赤らんだ部位がよく目立っている……。
「……おまえ」
「、……」
「……ハッ…!!クるねえ……ちゃんと付けてんじゃねえか…」
「ぅ……」