rain of teardrop【黒バス/ジャバ】
第22章 unesiness
「おまえだってそうだろう?早く気持ち好くなりてえよなァ?」
「…あ……――ッ!!」
「ハ…ッ……言うまでもねえよ……きっちり飲み込んじまった……、んぁ…」
「――は、ぁ……んん……ッ」
陰部に触れていた下着の際を一本の指が侵せば、それを向き問わず、片方へ引き寄せるだけで卑猥な場所は開かれる。
名無しがああだこうだ訴える時間などは皆無だった。
晒された瞬間ひやりとした感触を覚え、シルバーの指が自身のそこを吟味している。
濡れていた、と分かったのも一瞬のことであり、当然、彼の表情に嬉々が滲んだのもまた同じ機のことだった。
「いや…ぁ……、ア…ッあ……!」
堅い扉に背を預けたまま逃げられず、引いた腰も抱き寄せられてバランスを崩す。
名無しをつかまえたままシルバーは自らのベルトを解くと、穿き物のジッパーを難なくおろした。
ボクサーを下げた股間から覗く陽物は名無しのなかに挿入るため、既に猛々しさ顕著に主張している。
そしてそれが容赦なく侵入すれば、彼女の声音は卑猥に色付いた――。