rain of teardrop【黒バス/ジャバ】
第20章 in the maze
「や……あ…」
「ん……、ハァ…よがってるじゃねえか……腰も震えてきてるぜ」
「っ……」
「さっさと抱けっつってたくせにな……そんなにココが嫌かよ?広くておまえ、時々気持ちよさそうに寝落ちてただろうが、オレ様の腕ん中で」
「…ッ……」
「……素直にならねえと、おまえもそろそろやべえよなァ…?ハハ…ッ」
下着のホックも大きな手で外されて、胸にあった圧迫感がスッと消える。
名無しは下腹に腕を伸ばされると、下半身を突き上げるよう強要された。
なだらかに曲線が出来、腰の位置までワンピースは捲り上がる。
露わになった色白の臀部や腿をなぞるシルバーは、その部位にゆっくりと鳥肌が浮かぶ様子を一人、にやつきながら見つめていた。