rain of teardrop【黒バス/ジャバ】
第18章 teardrop after Ⅶ
「いや・・・!アッ・・・」
「チュ・・・んん・・――んっ」
シルバーの指は陰部に挿した時以上に締め付けを覚えており、やわらか過ぎず、そして硬すぎない肉の壁の感触には思わず笑みを零していた。
勿論それは黒い気持ちの上での微笑だ。
此処に勃起した自身を挿入しようものなら、どれだけたまらない快感が待っているだろう・・・。
そんな探求心さえ生まれ、彼の喉を何度だって打ち震わせる。
もっとも、今はふざけているだけ・・・気が済めばすぐにでも抜くつもりで、シルバーは名無しを弄んだ。
限界だって近付いている――ゆえに彼はそのまえに、濡れに濡れた名無しの陰部へ自らを突っ込むための準備も始めた。
どんなにいま十分すぎるほど、驚くほどそこが溢れていようとも。
一度達かせてから濡れた膣に包まれることを、シルバーは強く望んでいた。
「ひゃ、ぅ・・・ッ!んあ・・ア・・・ッあ・・」
「好い声だぜ・・・今までおまえを犯ってきたなかで一番・・たまんねえよ」
「・・・ひ・・はぁ・・、あ・・・ァ・・」
「だからもっと好くなれ・・・我慢すんなよ?・・ン・・・――」
指という異物は変わらず尻のなか。
捻じ曲げられる関節の動きは先刻よりも巧みで、名無しは赤ら顔と嬌声、吐息を以って感じていることをシルバーに示していた。
痛みを感じなくなったことを悟り、そのタイミングでシルバーは舌をぐっと伸ばす。
興奮に興奮を重ね真っ赤に染まり、大きく膨れ上がったその実めがけて――。