rain of teardrop【黒バス/ジャバ】
第18章 teardrop after Ⅶ
「んん・・・や、ぁ!ッ・・――」
「ン・・・」
シルバーは、芽を舌先で弄びながら名無しの臀部をぐっと掴むと、そこを難なく浮かせてみせた。
内腿に絡みついた潤滑も舐りつつ、次に舌を伸ばしたのは、陰部よりも後ろの部位だ。
ソファが汚れることなど彼には知ったことじゃなかったし、どうせ汚れるだろうという見当もついていた。
このとき優先したのは、自分に引くほど感じていた名無しが溢れさせた甘露を、やはり一滴も無駄にしたくなかったということ。
ぴくぴくと震える彼女の尻に垂れたものさえも掬うため、シルバーはそこに貪り付いた。
どれだけ嫌だと叫ばれても、その甘い声を聞いていれば、名無しの本音を見透かすことなど容易いものだった。
再会できた喜びも相まって、過ぎたおふざけにさえ興じてしまうほどに――。