rain of teardrop【黒バス/ジャバ】
第18章 teardrop after Ⅶ
「――や・・・嫌・・、め・・・」
「ハァ・・・――なあ、・・こんっなグショグショにしてよ・・・他の男には一滴も濡らさなかった・・・なんてありえるのかよ」
「ッ・・・」
「・・・まあ、ありえるんだから面白れぇよなァ・・・ほーら・・、ア―ア―・・・なあ、垂れてるぜ?後ろまで」
「?・・・・!やめ・・・ッあ・・、っひ・・・」
「チュ――・・・んん・・」
赤い革のソファというのは、その存在だけでどうにも背徳感だったり、淫靡な雰囲気だったりを助長させられた。
はしたない声音を漏らす清純そうな女が、隆々とした肌の黒い男に組み伏せられ、甘い凌辱のもと虚と悦を行き来する。
そこで股を開けば視覚は刺激され、互いに性的興奮を抑えられなくなるのも必至だった。
「は・・ぁ・・・」
名無しの陰部を捉えて離さなかったシルバーは、長い舌を右往左往させ、芽から陰唇、果ては蠢く入口から内部までもしつこく愛で、じゅるじゅると吸い付いた。
取りこぼしを惜しいと思うほどに溢れた蜜を掬い上げながら、わざと喉を鳴らして無色透明を飲み干してゆく。
甘噛みされた襞に感じ、腰を捩ってエビ反った彼女の体勢は本当にいやらしかった。
そして快感に振った頭が座面に食い込む様子も、実に淫らであった。