rain of teardrop【黒バス/ジャバ】
第18章 teardrop after Ⅶ
「・・っや、・・・ね・・だめ・・・それ・・!あ・・」
「チュ――・・・はぁ・・ん・・・」
「ひぁ・・・ッやめ・・だめ、なの・・・」
「ダメじゃねえよ・・・ほーら脱がして欲しいだろう・・?さっきからひくついちまって・・、・・・ッ」
抑えられなくなった想いがあっても、そこに愛があったかどうかは定かじゃない。
むしろあるはずもない。
けれど気持ちも、手も、止められることはなく、線の細い身体をただ滑ってゆく。
中断していた愛撫が再開され、嬉しいと感じたことをひた隠す名無しの表情はまた赤々と染まっていた。
自ずと潤む瞳が、絶え間なくシルバーを煽り続ける――。
「ッ・・・ふ・・、ぁ・・」
シルバーは名無しを横に寝かせる様にソファ上で体勢を改めさせると、そのために引っかけていた彼女の膝裏から脚を広げさせ、真新しい下着を凝視した。
ブラジャーを目にしたときからそれが初見だということはすぐにわかっていた。
いつもより面積の小さく感じたそれを見下ろし、にやつくのは自然な流れ。
名無しが恥じらうところまでがセットだった。
腰骨の上を行く細い紐同然のような生地を指にかけ、嫌がる彼女をよそに強引に脱がす。
下着が臀部からも抜けると、シルバーは目を見開きながら珍しく息を飲み、直後にはまたにやついた。