rain of teardrop【黒バス/ジャバ】
第14章 teardrop afterⅢ-2
「足りねえんだな・・・出し挿れされんのが気持ち好いんだもんな?おまえは・・・持たねえでもほら・・・そうやって勝手に動いてるってのによ」
「っぐ・・・んむ・・」
「名無し・・・さっさとねだれよ。オレ様のを咥えながらでもいいんだぜ・・・その可愛い顔と声で・・必死に言ってみ?」
「ッ・・・」
「おまえが悪いんだぜ?手放してやったんだ・・自分で抜くことだってできねえことはねえよな?なのにおまえのソコはときたらよ・・・まるで吸い付いてるじゃねえか」
「・・ぅ・・・ッ!・・・ん・・」
「ったくよ・・・イライラしてきたぜ」
「?!ん・・・!!がは・・・、・・ッ・・・あ――」
ひとつじゃ物足りないだろう、満足できないだろう。
だからたとえ偽物でも二本目を用意したのだ。
薬まで飲ませて、あの車中での出来事を思い出させてやろうと思った。
それなのに、芽生えた感情にはむず痒い想いが絡みつき、シルバーの胸元はぎゅっと締め付けられている。
柄ではない・・・それも十分分かっていた。
だとしても、自ら用意した玩具に孕ませた感情は、名無し以上の憎悪にも似たそれだった。
「や・・・っ」
「・・・・・」
自然と失笑が生まれるのも今更だ・・・。
シルバーは咥えさせていた自身の陽物を名無しから咄嗟に抜くと、同時に彼女の陰部を挿す玩具にも手を伸ばし、それを取り上げた。
ぬぽ、と淫猥な音が一瞬鳴り、異物を含まなくなった名無しの膣は、まだ何かを求めているかのようにヒクヒクと動いていた。
覆い被さり、その膣にシルバーが自らを突っ込んだのも、同じ機だった。