rain of teardrop【黒バス/ジャバ】
第13章 teardrop afterⅢ
「――・・・ッ」
「これだけ濡れてりゃあ、すんなり飲み込んじまうだろうな!」
「なん・・・!ふぅ、・・・んん!」
「ハ・・・そういうことだからほらよ・・・オレ様のだと思って、しっかり咥えてろ・・・まずはコレも濡らさねえとなあ」
「ぐ・・・ッ」
「・・・心配すんな・・あとでちゃんと挿れてやるからよ」
まるで瞳のハイライトが淀み、消えてゆくような。
そんな名無しの表情に生気が感じられるわけもない。
下着の中が既にグチュグチュと愛液で溢れ、それが薬の作用でも、彼女がシルバーに感じていた所為でも、冷や汗を流さずにはいられないほど初見の瞬間の恐怖は凄まじかった。
「・・ッ・・・う・・」
黒々としたシルバーのものとそう変わらない。
大きさも、猛々しさも、その悪逆めいた雰囲気すらも。
抵抗の甲斐もなく、彼が持つ玩具は瞬く間、名無しの口の中へと突っ込まれた。