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rain of teardrop【黒バス/ジャバ】

第13章 teardrop afterⅢ



「舐・・・あ・・」

「ああ・・・全身だろ?おまえ好い反応するからな・・見てて楽しいんだぜ?」

「ち・・・、が・・っ・・ぁ!」

「・・ん・・・、フー・・もう鳥肌立ってんじゃねえか・・ココかァ?ン・・・」

「!ひゃ・・・」


振るう頭上の両腕。
手首が痛むだけと分かっていても、シルバーの舌に犯される身体が泣く泣く反応を示す。
名無しを繋ぐ紐が、彼女自らの力で引っ張られても千切れる気配は一切なく、ただきゅうきゅうと撓る音が少し鳴るだけだった。


「あ・・・」


名無しはふと、飲まされた薬が喉で詰まっている感触を覚えていた。
けれど、咳込めば吐き出せるかもしれないという淡い期待は既に儚く散っている。

確かに飲ませても、万が一を考えて意地でも咳込ませない。

そのためにシルバーは彼女の口内に指を突っ込み、それを口淫さながらに咥えさせた。


指間に滑る名無しの舌のやわらかさ、なめらかさには思わず声が漏れる。

が、シルバーは手の塞がった名無しへの愛撫をいかんなく施す為、その絹のような肌に舌をずるりと這い回した。


「ふ・・ぁ・・・」

「ん・・・、ハハ・・こっちももう濡れてるぜ?早えなまったくよ・・・」

「ッ・・・」

「今夜に限って、あんまり感じねえ・・なんてコトにならねえように久々に飲ませてみたけどよ・・・関係なかったな・。おまえのココはいつでもグショグショだ」

「違・・・、――・・・!な・・」

「ハ・・ッ!なあ・・・コレが何か分かるかァ?」


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