rain of teardrop【黒バス/ジャバ】
第1章 rain of teardrop
「自分で言っちまうあたりおまえらしいぜ。まあチームもそうだが、おまえの場合はオンナ癖の悪さの方が有名だろ。フフッ」
「うるせえよ。・・アー・・・やっっっぱ可愛いわコイツ・・。折角晴れてご対面も済ませたことだしな・・・オレ様がもっと可愛がってやるよ」
「待てよ・・・オレだってまた咥えさせてえんだよ。腰を振るなら、そのでけえ図体さっさと起こしてから動け」
「あ・・・?なんだもう出すのかよ・・」
「ああ・・・このあと別の女と予定がある・・・コイツでさっさと一発ヌイて、オレ達はそっちに行くんだよ」
名無しがどんなにその目に水分を浮かべようと、シルバーたちには知ったことじゃない。
それを大いに感じさせるのが、今彼らが名無しの周りで繰り広げていた会話だった。
聞いていられない・・・下衆の二文字が実に合うその内容。
下半身を掌握されたままだった名無しは、やはりどうにも逃げられずに想いを混迷させ、身を震わせていた。
「ハッ・・・おいおい・・聞いてねえぞ?約束しておいて此処に居んのかよ・・・おまえらも十分ゲスいじゃねえか」
「おまえに言われたくねえよ。けど、オレらが行ったあとおまえ・・・アイツが此処に来るまでやりたい放題出来るじゃねえか。羨ましいぜ、そんな可愛いコと二人っきりなんてよ」
「・・・それもそうか。アー・・やべえな、ゾクゾクして来たぜ・・・ハハ!」
「フ・・・、そういうわけだ・・・じゃあ、ほらよ・・・もう一度頼むぜ?名無しチャン?」