• テキストサイズ

意のままに

第9章 日常







「・・・あの野郎、またはぐらかしやがった。謀反の嫌疑を晴らす気があるのか、あいつは。」

「それに関しては、光秀より顕如を疑うべきだがな。まあ、本人は楽しんでいるんだろうな。」

「光秀はいつもああなんだ。ニヤニヤ笑って、何を考えているのか明かさない。だが・・・いずれ、白黒はっきりつける。」

そう言い切り、秀吉が背を向ける。
そのまま歩きだし、もう光秀の方を振り返らなかった。



/ 130ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp