• テキストサイズ

恋の花

第8章 白い椿


おじいちゃんはやっぱり優しいなぁ私の好きな人は真田源二郎幸村さんなんだよ、鈍感で笑顔が素敵で明るくて優しい人なんだ。

私は懐から手ぬぐいで包まれたかんざしを開けるもう開けても問題はない、嫁に行く相手は私の思う人に嫁ぎたいと思うから家は関係ないとおじいちゃんが言っているから。

包みを開けるとそこにはちりめんで作った白い椿の花の装飾があった。

綺麗な花だなぁ赤い椿もいいが、白い椿も綺麗で実際に見てみたいなぁおじいちゃんは椿の花が大好きで次に好きなのが桜の花。

私は鏡の前でかんざしを付けてみた似合うか自信がないすると後ろバサバサさって物を落とす音がして振り返ると、幸村さんが私を見て固まっていた。

優実「あの似合ってませんよね」

幸村「そうじゃありませぬ、似合っています見惚れてしまって」

顔が赤い気がする夕方のせいかな? けれど似合ってるって好きな人から聞いたから嬉しくないはずがないよ。 私は廊下に出て庭に出ると幸村さんも着いてきたたまには散歩がしたい、何処かに行きたい旅行に行きたいなぁ。
/ 74ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp