第8章 白い椿
武田信玄は私の方を見て言った。
信玄「明日には祝言を出来る、北条も明日には甲斐に着く」
私は嬉しくて涙が出てて幸村さんは慌てて『どうしたのでござるか?』と尋ねるが嬉涙と答えて安心していた。
次の日朝餉を食べた後に足軽さんたちは忙しそうに動いていた私も白無垢を着て大広間に向かい、幸村さんは黒の着物を着ていた普段赤の様相をしているから違和感があった。
けれど好きな人のすべての格好がかっこよく見えた。
祝言は順調に進み私はおじいちゃんにお礼を言った。
優美「おじいちゃんありがとう甲斐と同盟を結んでくれて」
北条「前から結ぼうと思っていた、じゃがまさか甲斐の若虎があんなにも変わるとはのう幸せになるんじゃぞ、何時でも遊びにこい」
優美「うん」
すると後ろから幸村さんが話掛けた。
幸村「優美姫こちらに」
優美「はい、またねおじいちゃん」
私達はその後は幸せに暮らした普段から、ちりめんで作られた白い椿のかんざしを付けて甲斐で幸村さんは、武田信玄に仕えてはいるがいつかは自分で天下を取りたいと言っていた。
幸村さんは民を支え導くための天下って言っていた私も頑張って支えようと思うよ幸村さんの側で。