第8章 白い椿
私の幸村さんへの恋心の気持ちは溢れてて何時も心配して、胸が苦しくて、毎日のお洗濯物、食事、掃除をやって喜ぶ顔がみたいから。
大好きな団子だって佐助さんに今習い中だけどいつかは美味しい団子を食べさせてあげたい。
美味しい団子屋さんに負けない味にしたい。
そんな小さい嫉妬心まで抱いて頑張っている好きな人の為だったらなんでも出来そうな気がしたから。
月日が流れて季節は初夏へと移り変わろうとしていた日のことだった。
庭先の方で何やら声が聞こえる武田信玄様の声と幸村さんの声だ行ってみると殴り合いをしていた。
信玄「幸村ー!」
幸村「お館様ー!」
信玄「幸村ーーー!」
幸村「お館様ーーー!」
私は呆然と端っこで見ていた佐助さんに話しかけた。
優実「これは一体?」
佐助「いやーお館様がさ病気が治ったのは、いいことなんだけどあの事でね」
あのこと? 不思議そうな私は聞いた。
優実「あの事って何?」
佐助「それは俺様の口からは言えない」
十分後に幸村さんが吹っ飛んで行って殴り合いは終わった。