第6章 大雪
あの話をしなければいけない佐助に俺が優実姫のことを恋愛感情で見てることを、しかし佐助も優実姫のことを好きだった報告してもいいのだろうか? 俺は廊下に出で歩いていると俺のことを好きだって言っていた侍女と出くわした。
侍女「幸村様お茶を一緒に飲んでください話しがあるのですできれば佐助さんと一緒に」
幸村「分かった」
十分後佐助、俺、侍女と縁側に座ってお茶を飲むが侍女の手元を見るとまったく手をつけていない、すると侍女が口を開いた。
侍女「話と言うのは優実姫のことです私は、幸村様が伊達政宗様を好敵手だと思うように、私にとって優実姫は好敵手でした」
まるで過去のことを話をしているような口ぶりだ
侍女「けれど幸村様と優実姫の笑顔を見ていて殺意も消え晴れ晴れとした気持ちになったのです。 祝福しようと言う気持ちになれました、幸村様私は一人の女性として言います好きでしたありがとうございました」
立ち上がり頭を深く下げる侍女
侍女「私は武田信玄様にクビにされました、今日で侍女の仕事は終わりです。 優実姫を幸せにしてください必ず見つけ出して祝言を挙げて世界で一番の幸せな夫婦になってください、さようなら幸村様」
侍女はそう言って武田寮から出て行った、佐助はお茶を飲み終わると立ち上がり俺に言った。
佐助「大将に手紙が来てるよ前田の風来坊から」
佐助は俺に手紙を渡した。
手紙内容
『真田幸村殿
よっ! 元気してる? 優実ちゃんはまだ見つかってないご
めんね、本題はここから長曾我部元親をやりあいで説得できた石田軍は難しそうだ・・・頑張って説得してみるよ。
毛利元就の説得は出き来てる』
石田軍はかつて豊臣軍に属していた、確か頭が固くて難しいと噂だ俺が考えていると足軽が急いできた。
足軽「幸村様ー! 手紙です!」
手紙? 誰だろう?