第5章 冬の季節 蕾みは冬を乗り越えろ
俺は二本の槍を背中にくっつけて馬で奥州へと向かう明日の朝には着くだろう、馬を走り続ける朝になって奥州の城が見えた。
門番に尋ねることにしよう
幸村「政宗殿に話があるお目どうりを願いたい」
門番「あぁん? 筆頭に用事だ? 」
門番は二人だ何か耳打ちをしている力強くで行くしかないのか?
門番「真田源次郎幸村さんっスよね?」
幸村「そうだが?」
睨まれてるやはり力強くしかすると門を開けてくれた何故?
門番「通りな筆頭は庭で稽古してる」
素直に俺は庭へと向かった、いた着物姿だ上は白で下は紺色だ。 人の気配に気がついたのか政宗殿がこちらを向いた。
政宗「真田幸村なんの用だ? 俺に殺されに来たのか?」
幸村「政宗殿に話がありここに来た」
政宗「話? なんの話しだ?」
幸村「北条優実姫とのけっ・・・け・・」
政宗「け? つまりは北条氏政との同盟つまり孫を嫁にもらうって話のことか?」
そこまで察してるとはいや考えなくても分かるか優実姫を甲斐武田軍が預かってるから。
政宗「理由は一目惚れしたと言いたい所だが違う」
どうゆう事だ? じゃあ嫌がらせ? 挑戦状?
政宗「真田幸村からの大切な物を奪って闘志を燃やさせて挑む理由の道具、それから奥州筆頭としての仕事だ」
仕事? 政宗殿は悲しい目をしている
幸村「俺に挑むために優実姫をもらうと?」
あわれな目で見てるなんで? 冷たい視線なにかマズイことでも言ったか俺?
政宗「鈍感にも程があるぜ真田幸村」
鈍感? 俺が? 何のこと?
幸村「何のことだ?」
ますます冷たい視線になる
政宗「呆れたぜ優実姫が可哀想に思えて仕方ねえ」
優実姫が可哀想? なぜ?
政宗「お前は何故ここに来た? 武田信玄が北条氏政と同盟をされては困ると言ったからか?」
幸村「俺は政宗殿が何故優実姫を選ばなきゃいけないのか理由を知りたい! 他にオナゴはいるはずだ!」
政宗「個人の感情で来たわけか、まぁいいさっき答えたのがお前が望んでた答えだYou see?」
さっき言っていたのは俺への挑戦状と奥州筆頭としての仕事
政宗「まぁ優実姫なら顔も悪くねぇ奥州の奴らも納得してくれるだろうし、小十郎も了承得ている」