第3章 恋の芽
朝? 鳥の声が聞こえる、ふと左横を見ると真田さんが寝息を立てて寝ていた。 そっか守ってくれたんだねありがとうございます。
私は真田さんが目にかかった前髪を横にはらうしかし髪の毛案外柔らかいなぁ、サラサラしてるしうらやましいなぁ、って私何を思ってるのそうだよ私は捕虜の身で守ってもらう価値はないのだから。
私はまだ頭痛がした風邪がまだ治らない、最近やたらと私意識失ったり風邪が多いなぁ体は昔か丈夫なのに。 すると真田さんが目を覚まし驚きの目で私の部屋を見渡し言った。
幸村「すいません!! オナゴの部屋で寝てしまうなんて無礼なことを誠に申し訳ござらん!!」
デカイ声で謝り頭を床に付けていた、私は慌てて真田さんの肩を持ち、頭を上げさせた。
優実「気になさらないで下さいませ、真田さんは普段稽古とか政とかに忙しい身の上で疲れているのですよね? 寝ちゃうのも無理はありません」
幸村「しかし・・・」
真田さんがそう言おうとした瞬間障子が空いた佐助さんが入ってきた、真田さんの姿を見て驚く。
佐助「なんで旦那がここにいるの?」
幸村「それはその・・・俺が気がついたら横で寝てて、変なことはけしてしておらん!!」
佐助さんは本当に? という目で見ていた。