第3章 恋の芽
優実視点
佐助さん可哀想わかってもらえてない、頭に餅がかかって熱かったこと。
優実「あの真田さんに佐助さんの頭に餅がかかったって言わなくていいですか?」
佐助さんはため息をついて味噌汁の味見をして言った。
佐助「いいの言わなくて今更さぁ、俺様こうゆう役割りなんだよ」
可哀想だよまぁ過ぎたことを言ってもどうしようもないか、まぁ今は笑い話しとして佐助さんが話せてるんだからいっか。
私は朝餉の準備を最終段階まで手伝い、大広間までお膳立てをする所まで手伝った佐助さんは私の倍以上を、運んでいた流石忍早い。
運び終わりしばらくすると足軽さん達と真田さん武田信玄さんが来てみんなでいただきますをして、食べ始める。
私は佐助さんの隣だ右には真田さんがいて、左に佐助さんがいる、間に挟まれてる感じだったがこの二人とも仲が良いので居心地がいいでも真田さんの隣はおちつくなぁ。
朝餉が終わり私は武田信玄さんに頼まれて書庫の整理を頼まれた、真田さんは稽古で武田信玄さんは政の事で忙しいのだ佐助さんは任務があるから侍女は仕事がそれぞれ忙しいから、私が代わりに引き受けることにした。
沢山の書物があるなぁ、軍人勢力の本、戦法書などあらゆる本ばかりだが床とかに本が置いてあって奥に行く隙間もない、1人通るのがやっとぐらいだった。 私は本を棚に入れる作業から始めた、私が戦法書の本を手に取ると頭痛がしたすると誰かの声が聞こえる。
???「戦法書ヲ読めそして、我に渡せ」
どうゆうこと? 読めって分からないよ
???「読め」
手が勝手に動き目が勝手に動き、何故か読める頭で戦法が分かる理解できる。
???「むぅ〜欲するままに動くのみ」
手に取っていた本が消えて無くなってる私は書庫の整理をしていた、変な声はさっきの一回以来聞かないで整理を続けていられた。
何だったのだろうか? 戦法書の内容は今だに頭の中で理解が鮮明にある。 理解した本がはて? 本当に武田信玄が本当に使っていたかは分からないけれど、私は何? 変な病気? それともイヤイヤ霊が乗り移るなんてあり得ないしね。
夕方には終わり私は夕食の準備を手伝いに炊事場に行った、佐助さんと明美さんの姿がない。